Posted by on 12月 24, 2015 in 和小物さくら 商品紹介

和小物さくら 爪掻本綴織ハンドバッグ

爪で織る芸術品と呼ばれる爪掻本綴織に和小物さくらオリジナルのエッセンスを加えて、気品あるハンドバッグに仕立てました。

爪掻本綴織はひとつひとつ人の爪先で織り込んでいく細やかな手作業から生まれます。爪掻本綴織は織師による高度な技術と希少性から、他の織物とは別格とされており、爪で織る芸術品とも呼ばれています。

和小物さくら 爪掻本綴織ハンドバッグ
和小物さくら 爪掻本綴織ハンドバッグ

「爪掻」とは指の爪先をノコギリの歯のようにギザギザにきざみ、その爪先を櫛のように操って、絹糸を1本ずつ掻き寄せて織っていく技法です。爪掻で織り上げた「爪掻本綴織」は、つづれ織や爪掻、爪つづれ、本つづれとも呼びます。

爪掻本綴織は独自の極細糸を用い、機織り機は全て人力で操作します。爪織工程では特殊な技法で織っていくため、十分に熟練した織師しか織ることができませんが、職人の高齢化と後継者不足により、熟練した織師は年々数を減らし、爪掻本綴織の生産数も減少しています。

和小物さくら 爪掻本綴織ハンドバッグ

爪掻本綴織は高度な技と時間を要する織物で、文様によっては1日にわずか一センチしか織り進めないものもあります。爪掻本綴織には決まった型やデザインがあるわけではなく、下絵を参考にしながら織師の技術と感性を駆使して織り進めていきます。

和小物さくら 爪掻本綴織ハンドバッグ

爪掻本綴織は生産数が極めて少なく、希少価値の高い織物です。織物の中では別格とされるほどの精巧な織りから生み出される気品と質感を、ぜひ手元で感じてください。

和小物さくら 爪掻本綴織ハンドバッグと鼻緒

また、お揃いのデザインによる爪掻本綴織の鼻緒もご用意しております。足元と合わせた上質のコーディネートをお楽しみください。