商品コード:010997
夏に向けて涼しげな配色の、綾竹台一本独鈷帯締です。
単衣物、夏物にもお使いいただけるように、カラーは青を基調とした濃い目と薄めの両方をご用意いたしました。
この帯揚に用いた文様の「独鈷」とは、もともと「独鈷杵(とっこしょ)」と呼ばれた真言密教の法具の中の一つです。
これが文様となり「独鈷紋」として博多織の帯地文様に用いられるようになりました。
一本の連続文様は「一本独鈷」、三本なら「三本独鈷」と呼ばれます。
和装では男物の帯で真ん中に一本ラインの入った「一本独鈷」文様がよく使われています。
一本独鈷は男物の着物や浴衣に合わせる帯の柄としてよく用いられ、真ん中に一本のラインが通るシンプルなデザインが、筋の通った男らしさを際立たせてくれます。
そのシンプルでありながら存在感のあるデザインを、帯締の柄として綾竹台で組み上げました。
涼しげな綾竹台一本独鈷帯締を身にまとい、夏のお出かけを楽しんで下さい。