帯締め三分紐

着物からゆかたまで幅広くお使いいただける、帯留用の帯締三分紐です。三分紐は帯締の中でも幅が細い平組の紐で、帯留を使うときに帯留の裏に通して用います。

この三分紐は1本で2本分、両面の柄が違うリバーシブルなので、着物の帯に合わせて表裏を使い分けることができます。材質は正絹、デザインはもちろん和小物さくらオリジナルで、どんなシーンでもオールマイティーに使える便利な小物です。

安い三分紐は、締めた時に垂れて下を向いてしまいます。アクセントの小物を付けた時もきちんと保持できる、しっかりした三分紐を選ぶことが大切です。

三分紐は季節に関係なく通年で締められます。ガラスの帯留や小物と合わせて、四季折々のコーディネートをお楽しみ下さい。

モレッティガラス帯留 猪野屋牧子作

ガラスアクセサリーやアートオブジェを製作するガラス作家の猪野屋牧子氏が、一つ一つ手作りで生み出したモレッティガラスの帯留です。

猪野屋牧子氏は金沢美術工芸大学デザイン科を卒業後、富山ガラス工芸研究所に入学してガラスに関する技術を磨きました。モレッティガラスの帯留は、猪野屋氏が炎の中でガラスを溶かしながら、一瞬の判断によって生み出される繊細な工芸品です。

モレッティガラスは、イタリアのムラノ島で15世紀から製造されています。元々はトンボ玉やかんざしの製作に適したガラスとして使われ、今回は着物や帯地に合わせたガラスの帯留としてアレンジを加えてみました。

この帯留は紐を通す部分もガラス製なので、帯や紐に傷がつきません。割れても再熱処理によって修復することができます。

ガラスの帯留といえば夏のイメージですが、色目やデザインによって季節を問わないコーディネートが楽しめます。オーソドックスな色とりどりのモレッティガラスを始め、クリスマスにふさわしい遊び心いっぱいのデザインもご用意しております。