籠バッグ　タイの工房で製作中

和小物さくらでは、来春発売予定の籠バッグをタイの工房で製作してもらっています。
10月10日から13日までの連休を利用して、タイの工房へ見学に行ってきました。

今回のタイ出張は、新しい工房にも行くので強行日程になりました。バンコクから国内線飛行機を利用してHATYAIへ向かいます。

マレーシア国境近くのその街は、バンコクとは違ってのどかな風情で、なぜか懐かしい南国の街です。そこから車で80km、綺麗な海の横にその工房はあります。

昔ながらの原始的な機で織られているのは、横糸に椰子の繊維を使った織物です。
熟練の職人が丁寧に織ってる姿は、まさに日本の機織りと同じで、織物に国境はないと改めて感じました。

この工房では、他にも若い椰子の繊維を手編みして、籠にしていく技術があります。
若い椰子の繊維は柔軟性があり色も白く、立体的でとても繊細かつ上品な籠に仕上がります。

和小物さくらでは、この籠をお着物で持ちやすいオリジナルサイズで制作してもらい、夏の着姿をよりいっそう楽しんでいただける籠バッグに仕上げます。
来年の4月には製品になって、皆様にお見せできる予定です。どうぞ楽しみにお待ちください。

和小物さくら　林